お子様とご保護者様の悩み苦しみに
やさしく寄り添い
未来を照らすサポート。
サポートへの一歩として『素敵な未来株式会社』を設立
私は幼少期のトラウマや、どうすることもできない状況、その他の心に深く刻まれた辛い経験などから、心理学や脳科学、コーチング、カウンセリングに興味を持ち始めました。これらの分野の知識を通じて、自分自身の目的や行動の指針を見いだすことができました。その経験を基に、私は対人関係の悩みに対してサポートすることに意欲を感じるようになりました。
その結果、2007年から相談業務を開始。そして、2013年には「素敵な未来株式会社」を設立し、現在は主にオンラインでカウンセリングを実施しています。
子どもの思春期を通じた親の成長と学び
娘が小学校の低学年の頃ぐらいから不登校気味になりました。
離婚した私はシングルマザーという娘に対しての負い目もあり、とりたてて強く怒ったりせず、優しくもしているし、スキンシップや笑顔もできるだけ忘れない様に、娘に対して理解と共感を示す努力を惜しまず、前向きに日々娘に向き合っていると思っていました。
なのにもかかわらず、日に日に娘の学校に行く頻度が減り、態度が悪くなる一方で、娘に何が起きているのか、学校で何かあるのか、自分の何が悪いのか、何にそんなにイライラしているのか、どうしたらいいのか途方に暮れる日々を過ごしていました。
アドラー心理学の実践
「嫌われる勇気」（岸見一郎 著）でご存じの方も多いかと思いますが、当時の私は藁をもすがる思いで、子育て論から学習をする「アドラー心理学」の講義・講習会 ・自助グループに積極的に参加をし、学習しました。そして得た学びを日々コツコツと実践し続けました。
娘に対して、この先悪いことしか想像できないほど未来を危惧していましたが、予想していた以上に娘とのコミュニケーションが日を追うごとに改善され、学校を休む事も病気など以外はほとんどなくなりました。徐々にですが親子二人の生活が協力的に暮らしていける様になっていきました。
小学6年生になりたての頃、本人の意思と希望で「中学受験をしたい」という決意を娘は告げて来ました。通常よりも準備期間の短い状況での受験勉強のスタートでした。模試での偏差値が30台に満たなく苦戦をし、初めて入った進学塾で（すぐに退塾しました。）反抗的で、授業態度が悪かったからか…講師にキレられ、机を蹴飛ばされ号泣して自宅に帰ってきたという事件など、親子関係はずいぶん良くなってきたけれど、本当の意味での思春期を乗り越え平和な状況はまだまだだと実感したエピソードでした。
受験と留学：思春期を乗り越え
中学受験が成功するか否かよりも、娘の成長を支えるため、私は娘に対して「あなたはできる、私たちは仲間」と常日頃から理解と共感、そして信頼をし自立心を育むような環境づくりや勇気づけに日々工夫していきました。
娘が中学受験を選んだ理由は、中学1年生から留学に行きたいという強い思いがあったからでした。私がその時点では金銭的にその願望を叶えることはできませんでしたが、いつか留学するという目標を達成できるよう、英語で授業を行う学校を受験することにしました。当時の私は中学受験に関する知識が不足していたため、適切な学校が存在するのか、どこで学習するのが最善なのか、どの中学を受験するべきなのか、といった問題について娘と一緒に色々調べました。さらに、もっと先の叶わないかも知れない未来のために、私たちは多くの留学エージェントと面談し、最適な国、留学目的や費用などを具体的にしていきました。
娘と二人でたくさん話し合い、試行錯誤しながら向かう道を見つけ、彼女は、英語で授業を行う中学に合格しました。その後約2年間かかりましたが、私も娘の夢に一緒にチャレンジをする精神で金銭的な問題を解決し、中学3年生から高校卒業までの約4年半を海外で過ごし、そこで多くの経験と知識を得ました。さらに、彼女は現地の名門大学の受験に挑戦し、合格は厳しいかも知れないと懸念されていた第一志望を含むすべての大学に合格、海外での大学受験に成功することが出来ました。
ですが、最終的には、私の個人的な事情で娘は偏差値が70台あたり、中学受験時の倍以上の偏差値で、当時からすると予想もつかないレベルの日本の大学へ進学することになりました。これをきっかけに、再度私たち親子の共に暮らす生活が始まったのです。
留学中の娘はクラブのリーダーなど留学生でありながら現地の学生たちとのコミュニケーションを大切にし、まとめ役を務め、後輩留学生に対して自らケアーをかってでたりなど、「私はコミュ障だから…」と言っていた娘が見違えるほどコミュ力を上げていきました。ホームステイ先で韓国から来た留学生と一緒になった事がきっかけとなって、英語圏の留学でしたので、英語は当然のごとく、韓国語の読み書き、日常会話ができるレベルの技術も身につけました。
アドラー心理学を実践した子育てによって娘は、今ある環境の中でできることを見つけ、率先して行動を起こし前進することができる自立心旺盛で粘り強い努力家に育ちました。帰国後も自らの可能性を広げるための挑戦を続けています。
今の私は、娘の成長を見守りながら、「思春期を通じた子どもと親の成長と学び」を得ることができたと思っています。娘と新しく始まった日々をとても楽しく暮らせています。娘から新しい世界観や、若者の情報などを聞いて、感心したり、私もやってみよう！行ってみよう！と行動するのも楽しみの一つになりました。
思春期のお子様や保護者様へのサポート
お子様の思春期は、家族全員が一緒に取り組む大きな課題です。コミュニケーションと支援の方法が、家族の絆を強化します。お子様が直面する難関を一緒に乗り越え、共に成長することが求められる重要な時期でもあります。
娘との体験を通じて、保護者の皆様により深く理解し共感できるようになりました。そのため、思春期のお子様の悩みに関する相談が増えてきている様に思います。思春期のお子様は心の急激な変化や困難に直面します。それを保護者の方々と一緒に乗り越える過程で私は多くの経験を積みました。これにより、私のカウンセラーとしてのスキルが一層磨かれたのではないかと感じています。
一緒に問題を解決する
思春期のお子様たちやその保護者様が直面する悩みは深刻で、根本的な原因を理解しない限り、同じ問題が繰り返し発生することもあります。しかし、その悩みはあなただけでなく、多くの方々が同様に直面しています。心理学や脳科学の知識を背景に、思春期のお子様たちが経験する感情の動揺を深く理解することで、お子様にとって、その問題にとって、最善の対処方法を一緒に見つけていきましょう。一人で悩まないで、ぜひご相談にいらしてください。
所有資格
米国NLP協会 NLP:マスタープラクティショナー
米国NLP協会が認定するNLP(神経言語プログラミング)の資格の一つである「マスタープラクティショナー」は、私たちの思考や感情、言葉の力を最大限に活かして、効果的なコミュニケーションを実現するための手法です。この資格を持つことで、家庭、学校、保護者会、職場、ビジネス、あらゆる社会における対人関係の質を向上させる方法や、目標達成のサポートを行うことができます。心理領域であるNLPスキルを活用し、心の負担の軽減や問題解決に向けてのサポートを行います。あなたと一緒に、コミュニケーションの課題をクリアし、より良い関係の構築をサポートいたします。
グリーフケア心理カウンセラー
人は生涯を通してさまざまな喪失体験に直面します。それは、死亡や離婚、病気といった大きな出来事だけでなく、ペットロス、失恋、友人との関係の断絶、仕事や学校での挫折、地域や学校の移転によるコミュニティからの離脱といった身近な喪失体験も含まれます。それぞれの喪失や変化に伴う深い悲しみや混乱、苦しみに寄り添い、乗り越えるためのサポートを行うのがグリーフケア心理カウンセラーの役割です。心の傷を癒やし、新しい日常を築くためのアドバイスやカウンセリングを提供します。一人ひとりの心の状態や環境に合わせて、少しでも良い未来へと一緒に前進するサポートを行います。
日本アドラー心理学会 会員
アドラー心理学（individual psychology）とは、オーストリア出身のアルフレッド・アドラー（Alfred Adler、1870-1937）が創始し、その後継者たちによって発展させた心理学の理論、思想と治療技法の体系です。正式名称は、「個人心理学」といいます。アドラーは、フロイト、ユングと並んで、心理学の世界三大巨匠とも呼ばれます。2013年に発売された『嫌われる勇気』（岸見一郎 著）は、アドラー心理学を基にしたベストセラー本となり、この本の影響でアドラー心理学の知名度が日本でも高まり、多くの人々にその思想が広まりました。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」というアドラーの名言を核に、アドラー心理学はただの治療法や心理学の枠を超えて、教育、医療、福祉、子育て、産業、行政といった多岐にわたる分野で活用されています。この多様性は、アドラーの考えが人間の日常生活や社会構造の隅々にまで関連していることを示しています。そして、専門家だけでなく、さまざまな職種の人々によって彼の理論は日常の中で生かされています。
少しでも良い未来に一歩すすめるよう、一緒に考えていきましょう。
「Kinako/きなこ」でご対応できるカウンセラー
カウンセラーの画像をクリックしますとプロフィールページにジャンプします。
