今朝、私が住んでいる地域の小学校で、絵本の読み聞かせをしてきました。写真は実際に5年生に向けて読み聞かせをしている風景です。
授業前の朝の会の10分間、1クラスに1人ずつ配属され、月に2回程度、子ども達に絵本を読むことができます。
およそ10年以上にわたり、コツコツ続けていることの1つです。自分の子どもが大きくなり、絵本を読んだ時の小学生の反応が可愛いという理由ももちろんありますが、そればかりではないのです。近年、子どもにとって、親でもなく、先生でもない、地域の大人の存在がクローズアップされています。
核家族が多く、家には親しか大人がいない現代だからこそ、より地域の人々が協力し、ふれあう機会が必要だといわれています。
親以外の大人と接することで、子どもは社会にはいろいろな大人が存在し、将来自分がどんな大人になりたいかなども考えるようになるそうです。
地域の人がふれあい「知らない人」から「近所の人」になっていくことで、子どもは安心して地域で過ごせるようになります。地域とつながることで、子どもは社会力が養え、その中で自分の存在価値を感じることもできます。
子どもが地域でさまざまな経験を通して成長していく一端を担えたらと思い、地域の人として地域の子ども達と関わることも大切にしています。
カウンセラー 石崎由真
子育て支援カウンセラーとして安心な存在でご相談者様に寄り添い、素敵な未来へサポートできることを大切にしています。現在は、小学校で心の教室相談員をしながら児童に関わっています。着任当時は荒れていた子も等身大の視点で向き合うことによって、どんどん良くなっていきます。以前、小学校で重度自閉症児童の介助員として現場で4年間、学校生活支援を務めた経験もあり、発達障害の特性も理解しています。地域では民生児童委員、人権擁護委員として困っている人の支援にも携わっています。どんな些細なことでも、私に相談してください。あなたの不安や辛さに親身に寄り添い、解決の糸口を一緒に見つけて、より良い未来へと共に歩んでいきましょう。