お子様が思春期になると、心にいろんな想いや不安を抱えることがあるんですよね。学校の友達関係、試験の結果、将来のこと、男女関係…そんな不安が頭の中をぐるぐると巡ることもあるでしょう。
そんな不安って、お子様が自己を深く理解し、自分らしく成長していく上で大切な一部なんです。でも、その不安が大きすぎて動けなくなってしまうと、お子様の心の健康にも影響が出てしまいますよね。
そんな時、大切なのは、お子様が抱える不安を無視したり、なかったことにしたりしないこと。お子様が真剣に感じている不安を、私たちも一緒に真剣に考える。その姿勢がとても大切なんです。
そして、その様なお子様の不安を和らげる方法があるんです。まずは、お子様の話を真剣に聴くこと。家事をしながら、テレビを見ながら、スマホをいじりながらではなく、真っ直ぐにお子様の方に両肩を向けしっかり目を見ながら話を聴く。それが、お子様にとって安心できる大切な時間なんです。
さらに、お子様が不安に感じていることを否定しないことも大事です。例えば、友達関係についてお子様が「みんなから嫌われている気がする…」と話してきたとしましょう。その様な時、「そんなことないよ」と言ってしまうと、お子様は自分の感じていることが認められなかったと感じてしまいます。その代わりに、「みんなから嫌われている感じがするんだ…」「それ、お母さんが同じ状況だったら、すごく辛いことだと思うよ。」「一緒にどうしたらいいか考えてみよう」と一緒に考えてみる。
それでも不安が溜まり過ぎてしまっていると感じたら、専門家の助けを借りることも大切です。心の専門家は、お子様が抱える不安に対して上手く接する方法などを、何故そうした方がいいのかわかりやすく教えてくれます。
「Kinako/きなこ」では、まずはお子様と保護者様の現在の悩みを丁寧に傾聴から始めます。一切否定することなく、しっかりとお話を聴き、理解することが最初のステップです。その上で、今の状態にあった適切な座学で、さまざまな生活状況や問題に対応するための具体的なアプローチを学びます。日々の小さな悩みから大きな挑戦まで、どう向き合い、乗り越えるべきかを一緒に学びます。
もちろん、すべてがすぐにうまくいくわけではありません。その様な時は、焦らず一歩ずつ、一緒に進めていきましょう。難しいこともあるけれど、毎回挑戦することでお子様も自分自身と向き合う力がつくはずです。
思春期のお子様が抱える不安は、ときに大きな壁となります。でも、その壁を乗り越えるたびに、お子様は自己肯定感を得て「私（ボク）はできる！」と成長していくことでしょう。この「できる」と親子の絆「なかま」を深め、思春期の成長の道のりを乗り越えるお手伝いができればと思います。どんな小さな一歩も、大きな変化につながるはずです。一緒に学び、成長しましょう！
カウンセラー 竹内康恵
〝お子様とご保護者様の悩み苦しみにやさしく寄り添い未来を照らすサポート〟をモットーにしております。誰にも相談できない、理解されない、全部自分のせいだと抱え込んでしまっている、何をどうしたらいいのかわからない…お悩みが深くなりすぎてどうしようもなくなってしまったなど、どんな些細なことでも構いません、一度お話にいらしてみてください。一緒に問題の解決をしていきましょう!!
